うきたの給食 11.1 *郷土料理〜愛知県〜
- 公開日
- 2019/11/01
- 更新日
- 2019/11/01
学校生活
今日の献立
* むぎごはん
* みそカツ
* れんこんのにあえ
* はちはいじる
* 牛乳
今日の給食は、日本で古くから伝わり、食べられている「郷土料理」を取り入れた給食です。今月は愛知県の郷土料理です。
愛知県ならではの料理といって思い浮かぶのは、なんといっても「味噌料理」。
愛知県では、味噌といっても、私たちが普段よく使う味噌とは少し違った、「八丁(はっちょう)味噌」という、色は黒に近い茶色で、味は少し渋みがあって、コクのある味噌を使います。「味噌煮込みうどん」や「味噌おでん」、それから今日の「味噌カツ」など、多くの料理に使われていて、愛知県、特に名古屋市を代表する味になっています。
そして今日の給食の「にあえ」も、愛知県に古くから伝わる料理で、お盆やお正月、お祭りの時によく食べられるそうです。れんこん、だいこん、にんじん、油揚げを炒め、酢と砂糖を加え、煮汁がなくなるまで煮たものです。あたたかいなます、といったイメージでしょうか。
「はちはいじる」は、愛知県をはじめ、日本のいくつかの箇所で作られている汁物で、「あまりにおいしくて8杯もおかわりしてしまう」ことから、「八杯汁」とよばれるようになったといわれています。薄く細長く切った豆腐と、長芋によるとろみが特徴の汁物です。
このほかにも手羽先の唐揚げや、きしめん、ういろうなど、愛知県には独特の食文化が存在します。愛知県を訪れる機会があったら、ぜひ本場でこれらの「愛知県の味」、食べてみてください。
今日は、大きな味噌カツが大人気でした!味噌ダレは宇喜田小特製のタレで、八丁味噌にみりんやソースなどを合わせて作っています。八丁味噌の渋みが感じられつつも、食べやすい味に仕上げてあるので、「タレがおいしい!」と言ってくれる子がたくさんいました。
煮和えも八杯汁も、どのクラスもよく食べてくれていて、みなさん愛知県の味をおいしく知ることができたようです。