うきたの給食 10.30 *ハロウィン給食
- 公開日
- 2019/10/31
- 更新日
- 2019/10/31
学校生活
今日の献立
* ドライカレーライス
* ハロウィングリーンサラダ
* かぼちゃプリン
* 牛乳
今日10月31日は、日本でもここ数年でかなりなじみ深いお祭りとなった「ハロウィン」です。
明日は青空給食でお弁当給食のため、今日の給食はそんなハロウィンにちなんだデザートとサラダを出しました。
ハロウィンは、一言でいうと日本での「お盆」のようなものです。お盆は、地獄の釜のふたが開き、亡くなった人の魂がこの世に戻ってくる日ですが、ハロウィンも基本的にこれと同じ考えで、秋に行うお祭りです。
日本のお盆は、迎え火をたいて、死者の魂に帰る場所を教えますが、ハロウィンは死者の魂だけでなく、魔物もこの世にやってきます。その魔物たちに魂をとられぬよう、人間も魔物などの格好をするようになりました。これがハロウィンに仮装をする由来だそうです。
そしてハロウィンというと、かぼちゃのオバケがシンボルになっていますが、このオバケは「ジャックオゥランタン」といって、ジャックの灯りという意味です。生前、ケチで乱暴者だったためにあの世にも行けない、ジャックという老人の霊がこの灯りを持ち、この世とあの世をウロウロしているという寓話があり、この灯りがいつしか死者の魂のシンボルとなったのです。
今日は、かぼちゃをたっぷり使った「かぼちゃプリン」、それからコウモリ、オバケ、黒猫、かぼちゃの形に抜いたにんじんが入ったサラダで「ハロウィン給食」でした!
子供たちはみな、さまざまな形のにんじんやプリンに「わーっ!おばけだ!」「プリンおいしそう!!」と歓声を上げていました。
特にかぼちゃプリンに関しては、前々年度、いろいろな課題(カラメルが甘すぎる、かぼちゃのザラザラ感が残っている、プリンの卵液とかぼちゃペーストが分離しがち など)を残していたので、事前に試作をしたり、調理員さんと調理工程や作業手順などを、入念に打ち合わせをして臨みました。
そのため、今年はベストの状態のものを提供することができました!
子供たちも、今年は「今日のプリン、すごくおいしかったです!!」と笑顔で聞かせてくれる子が多かったです。
ですが、やはり「普通のプリンは好きだけど、かぼちゃが入っているプリンは苦手です…」「カラメルが苦いです!」と食べにくそうにしている子はどのクラスにも見受けられました。
かぼちゃを大量に使っているので、つるんとしたプリンを想像して食べると、かぼちゃの食感もしっかりと残っていて、「あれ?!」と思った子も少なくないかもしれません。
でも、おいしそうに食べてくれていた子もたくさん見ることができたので、今年のかぼちゃプリンは合格だと思います!
毎日給食を作っては、反省や課題が生まれますが、1つ1つ解決や改善ができるように、来月も調理員さんと、1食1食に真剣に取り組んでいきたいと思っています。
朝早くから、かぼちゃプリン、野菜の型抜き…とフル回転で作業をしていただいた、調理員さんに感謝感謝です!!