うきたの給食 10.4 白いご飯におかずの組み合わせ…
- 公開日
- 2019/10/06
- 更新日
- 2019/10/06
学校生活
今日の献立
* ごはん
* タラのレモンあんかけ
* たまねぎとわかめのわふうサラダ
* ピリからみそしる
* なまプルーン
* 牛乳
今日の給食の果物は「プルーン」です。
プルーンは、ヨーロッパでは「命の果実」「ミラクルフルーツ(奇跡の果物)」といわれ、朝食に食べる習慣があったり、貧血や便秘を改善するために食べられたりと、ヨーロッパでは古くから親しまれている果物です。日本では、あまりなじみのない果物かもしれませんね。
そもそもプルーンとは「すもも」という果物の仲間で、プラムをドライフルーツ用に栽培した品種のことです。ドライフルーツやジャムなどに利用されることがほとんどですが、旬をむかえる9〜10月はじめごろの時期に限り、そのまま、生のままいただくことができます。
そんなプルーンは、みなさんの体の調子をととのえる緑色の食材で、おなかの調子をよくする「食物繊維」と、健康な血液づくりにかかせない、「鉄」が多く含まれています。そのほかビタミンやミネラルも豊富で、まさに美容と健康にうれしい果物です。
これらの栄養は、生のものより乾燥させたドライプルーンに多く含まれていますが、生のプルーンには今の時期しか味わえないという良さがあります。甘酸っぱくて、ちょっと硬めの食感も生ならではです。
給食時間に教室を回っていると、「今日のくだもの、なんて名前?」「ぶどうじゃないの?!」とみなさん果物に興味津々。「おうちで食べたことあるよ〜」と話してくれる子もいました。
今日はプルーンについて紹介したミニプリントを、給食のワゴンにのせたので、皮も食べられること、中に大きい種があることをよく理解して、みなさん上手に食べることができたようです。
1つ1つの食材に興味を持ってもらえることは、栄養士としてとてもうれしいことです。なかなかおうちで食べる機会が少なく、口にしたことのない食材も、給食で知ってもらえるきっかけになったらいいなと思っています。
【お知らせ】
今日の給食写真を見て、「あれ…ちょっとさみしい感じ…」と思われるかもしれません。
実は8月に、江戸川区の「学校給食摂取基準(児童1人1回当たりの望ましい栄養量を示したもの)」と「食品構成(学校給食摂取基準より、どの食材をどれだけとったらよいか算出したもの)」が変更になりました。
そして10月より、新基準で給食を実施しています。
特に、食塩の量が大きく変更となり、目標摂取量がぐっと減りました。そして塩分摂取量を減らすため、今までのように「白いご飯の日には、毎回ふりかけや佃煮をつける」というのが難しくなり、「白いご飯でおかずを食べる」日が増えてきますので、ご了承ください。
主な変更点など、詳細は来週月曜日に配布する、10月の給食だよりに掲載したのでご覧ください。