うきたの給食 10.2
- 公開日
- 2019/10/06
- 更新日
- 2019/10/06
学校生活
今日の献立
* てづくりフォカッチャ
* だいずのようふうにこみ
* キャベツとイカのごまドレサラダ
* りんご
* 牛乳
今日の給食の「フォカッチャ」は、イタリアのパンの種類の1つです。パンの生地にオリーブオイルを練り込み、平たくのばして表面に穴を開けて焼いたものです。
今日のように、表面にローズマリーやバジルなどのハーブをのせることもあります。イタリアでは、そのまま食べるのはもちろん、オリーブオイルにつけて、またハムや野菜などをはさんでサンドイッチにして食べることも多いそうです。
ところで日本の主食は「米」、ごはんですが、イタリアの主食は「パスタ」…でしょうか?! 実際、イタリアで1年間に食べられるパスタの量は、圧倒的に世界1位で、1人あたりでみてみると、年間28kgものパスタを食べています。私たちが1回で食べるパスタの量は、だいたい80g程度なので、これはすごい量ですよね。
でも実は、イタリア人1人あたりの年間消費量は、パスタは約30kgであるのに対し、パンは約60kgにもなります。イタリアでは「パン」が主食で、パスタは「おかず」なんだそうです。
日本ではパスタとパンを一緒に食べる習慣はあまりありませんが、イタリアの食卓では両方並びます。レストランでも、席に着くとまずパンが登場し、パンを食べながらメニューを選んだりするのは、よくある光景だそうです。
イタリアでは今日の「フォカッチャ」のほかに、平たくて中にたくさん穴のある「チャバタ」や、細長いクラッカーのような「グリッシーニ」などのパンがあります。最近では日本のパン屋さんでも売っているものもあるので、パン屋さんに行ったときにはぜひ探してみてくださいね!
今日はうれしいことがありました!
入学してからこれまで、なかなか全ての食缶が空っぽになることのなかった1年生のクラス… 今日初めて、すべての食缶がきれいに空っぽになりました!!
子供たちはそれぞれ体格にも食べられる量にも個人差があるので、1人1人が盛り付けられた量を残さず食べる…というのは難しいことだと思っています。
しかし、調理員さんが心を込めて、一生懸命作ってくれたおいしい給食も、残ってしまうと全て廃棄、ごみになってしまいます。それはとってももったいなく、悲しいことですよね。
なので、クラス全体でできるだけ残菜が減らせるように、喫食前に食べられる量に減らしたり、配食やおかわりなどを上手にして、クラスで食缶が空にできたらいいな…といつも思っています。
先月下旬あたりから、担任の先生と栄養士で声掛けをしていて、完食まであと一歩…というところまで来ていたのですが、今日ついに!完食できました!! うれしくて感動してしまいました…
今日は全校的にも残菜がとても少なく、やはり子供たちは洋食が好きなんだなぁと実感しました(笑) 洋食の日だけでなく、和食の日も残菜を少しでも少なくしていけるよう、これから給食委員会のみなさんとも協力して、活動していこうと思っています。