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学校日記

うきたの給食 6.19

公開日
2017/06/20
更新日
2017/06/20

学校生活

今日の献立
* ごまごはん
* さばのみそに
* いとかんてんのサラダ
* とうがんじる
* かわちばんかん
* 牛乳


今日の給食の「とうがんじる」は、「とうがん」という野菜をいちょう切りにして、具として使った汁物です。
とうがんは、日本では平安時代から栽培されていたといわれる、きゅうりやすいかなどと同じ、ウリ科の野菜です。1つの大きさは30センチ以上、重さはなんと3〜5キロもあります!ラグビーボールのような形をしていて、表面は硬い緑色の皮で覆われ、食べるのは中の白くてやわらかい部分です。とうがんは、漢字だと「冬」の「瓜(うり)」と書きます。そう聞くと、冬においしい野菜、と思いますが、実はとうがんのおいしい旬の季節は…「夏」!暗くて涼しいところにおいておくと、冬まで食べられることから「冬」の「瓜」と名前がついたそうです。
そんなとうがんの栄養はというと…、ほとんどが水分です。全体の約95パーセントが水分で、とってもみずみずしい野菜です。そのため、血液の流れが悪くなることでおこる、脚のむくみをとったり、体温を下げるなどのはたらきがあります。そのため、暑くて夏バテしやすいこの時期に、とってもオススメの食材です。加熱すると、白い実がうすい緑色に透き通り、なめらかでとろりとした、独特の食感になります。見た目も食感もさわやかで、夏らしい野菜のとうがん、少し下処理に時間がかかりますが、ぜひおうちでも食べてみてくださいね。


今回、給食で冬瓜を使うにあたり、2階の栄養黒板の前でや給食時間中に、子供たちに冬瓜にふれてもらいました。
冬瓜を実際に持ってみて「お、おもい!!」「赤ちゃん位の重さだ!」、そして表面をさわって「つるつるしてる!」「すいかみたい!」、においをかいで「きゅうりみたいなにおいがする…」と、大人の私も驚いてしまうくらい、たくさんのことを発見することができました。実際に給食で食べて「あのとうがんですね、おいしかったです!!」と話してくれる子もいました。
普段なかなか目にしたり食べる機会の少ない野菜を、給食を通してもっと知ってもらえるとうれしいです。