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学校日記

うきたの給食 4.21

公開日
2017/04/21
更新日
2017/04/21

学校生活

今日の献立
* しんたけのこごはん
* イカのたつたあげ
* こまつなのごまあえ
* わかたけじる
* きよみオレンジ
* 牛乳


今日の給食の「しんたけのこごはん」は、たけのこと油揚げをやさしい味に味付けしたものを、たきあがったご飯に混ぜ込みました(ご飯の炊飯時には、具の煮汁を入れて炊いています)。また「わかたけじる」にも、たけのこの一部分を使いました。

たけのこは、緑色の「体の調子をととのえる」食べ物です。たけのこは、竹の土の中にある茎の部分(地下茎)からのびてきた、若くてやわらかい芽の部分のことです。竹から生まれる子供のようだから、「たけのこ」というんですね。
この芽の部分は、4〜5月にかけて土の中から顔を出し、収穫されるので、今の時期にはスーパーなどでも、皮がついたままの生のたけのこが出回っています。

今日給食で使ったたけのこは、いつものたけのことは違う、とってもスペシャルなたけのこです!昨日、2階の栄養黒板の前や給食時間中に、たくさんの子に皮付きのたけのこにふれてもらいました。今日の給食で使うたけのこは、皮がついたまま届いた生のたけのこを、給食室の大きな釜で皮ごとゆで、外の硬い皮をむいたものです。皮をむいて、先端のあたりの「姫皮」や「穂先」とよばれるやわらかい部分は、「わかたけじる」に使いました。それより下の、ほどよいかみごたえがある部分は、「たきこみごはん」に使いました。
水で煮てパックされたものは1年中手に入りますが、サクサクとした食感や穂先のやわらかい食感、それからほんのり感じる甘さも、皮付きのままをゆで、皮からむいたばかりのたけのこだからこそ楽しめる味です。
今だけの新鮮な味、手間はかかりますが、ぜひおうちでも生のたけのこを調理して味わってみてください!


今日は朝から「きょうのきゅうしょく、きのうのたけのこをつかったたけのこごはんでしょ?!」と声をかけてくれる子がたくさんいて、とても楽しみにしてくれている様子でした。
実際に給食時間にクラスを回っていると、「シャキシャキしていておいしい!」「たけのこ、あんまりすきじゃなかったけど、このごはんはとってもおいしいよ!」と、たくさんの子がうれしそうにご飯の感想を聞かせてくれました。また子供たちは「しるのなかのたけのこ、これですか?!」と、わかたけじるの中のたけのこも一生懸命探して、おいしそうに食べていました。

生のたけのこを使ったたけのこごはんは、この時期にしか出せない貴重な「春の味」です。
これからも、季節ごとに旬の食材をたくさん取り入れた給食で、子供たちに旬のものの香り、食感、色などから、旬のもののおいしさを感じてもらいたいと思っています。