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学校日記

うきたの給食 1.16

公開日
2017/01/17
更新日
2017/01/17

学校生活

今日の献立
* コーンとしめじのピラフ
* わかさぎのいそべフリッター
* こまつなサラダ
* じゃがいものポタージュ
* 牛乳


今日の給食の「わかさぎのいそべフリッター」の「フリッター」とは、よく泡立てた卵白に、小麦粉と卵黄、牛乳を加えた衣をつけて、油で揚げる料理のことです。卵白の力でふわっとふくらんだ衣が特徴です。(大量調理の給食では、大量の卵白をふわふわに泡立てるのはなかなか困難なので、さらにベーキングパウダーも加えています。)今日は「わかさぎ」という小さな魚を、青のり入りのフリッターにしました。

わかさぎは、うすい銀色をして、細長く、給食でおなじみの「ししゃも」の半分くらいの大きさの小魚です。見た目もよく似ていますが、ししゃもの仲間です。フライや天ぷらなど、いろいろな料理で楽しめるわかさぎは、骨がやわらかく、頭からおびれまで丸ごと食べられるので、骨や歯をつくるカルシウムがたっぷりとれます。
特に味もおいしくなり、ふだんより栄養も豊富になる「旬」の時期は、11月〜3月にかけての冬。
冬においしいわかさぎは、その釣り風景が、冬の風物詩にもなっています。凍った湖に小さい穴を開け、穴の中に釣り糸をたらしてわかさぎを釣ります。もちろん、気温はマイナスの世界です。厳しい寒さのなかでも釣りたいほど、わかさぎは釣るのも、食べるのも、楽しめる魚なんですね。
そう聞くと、わかさぎは湖に住んでいるかと思いますが、本来は川で孵化した後、海で成長する魚なんです。そして産卵のためにまた川にも戻っていきます。産卵期に入る冬が、私たち人間にとって、わかさぎがおいしい季節になるわけです。

小さな魚ですが、あっさりしたうまみがおいしいわかさぎ、旬の冬に、ぜひ味わってみてください!片栗粉をまぶして揚げて、南蛮漬けなどにしてもとってもおいしいですよ。

今日はどの料理も残菜が少なく、うれしい1日でした!
今日のわかさぎは少しだけ小魚独特のくさみがあったので、残菜が心配でしたが、ふわふわの食感のおかげか、どのクラスもよく食べてくれていました。


明日から、読書週間に合わせて、本の中のおいしいごはんやおかしを給食で再現する「おはなし給食」がはじまります。
毎日、どんな本のどんな料理が出てくるのか楽しみにしていてくださいね!