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学校日記

うきたの給食 12.7

公開日
2016/12/07
更新日
2016/12/07

学校生活

今日の献立
* にしょくサンド(ツナ、セサミハニー)
* フィッシュアンドチップス[しろみざかなのフライとフライドポテト]
* スコッチブロス[おおむぎとやさいのスープ]
* 牛乳


今日の給食はイギリスでよく食べられている料理や、イギリス生まれの料理を取り入れた「イギリス給食」です!
みなさん、今年のリオオリンピックの1つ前のオリンピックはどこで開催されたか、覚えていますか?—答えは、2012年、イギリスのロンドンで開催されました。
イギリスってどんな国なのか、そしてどんな料理を食べているのか、くわしく紹介する掲示物を2階の栄養黒板の横に貼ってあるので、ぜひご覧ください。

イギリスは、実はイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという4つの地域が合わさった国です。首都のロンドンがあるのはイングランドですが、4つの地域ではそれぞれ独自の食文化が存在します。

では今日の給食の料理を1つずつ紹介すると…
「フィッシュアンドチップス」は、白身魚のフライとフライドポテトを盛り合わせたものです。「フィッシュ」は小麦粉と鶏卵を水やビールで溶き、これにタラなどの白身魚をくぐらせフライにしたもの。これに棒状のポテトフライ「チップス」をそえます。塩と、少し独特の風味のある「モルトビネガー」というお酢をかけて食べるのが、イギリス流ですが、給食ではシンプルにお塩でいただきます!今日は実際に黒ビールをとって、衣に使用しました。安くて、すぐに食べられ、腹持ちのよいことから、かつては労働者の日常食でしたが、現在はファストフードとして人気を誇っています。

「スコッチブロス」は、イギリス北部の地域・スコットランドの料理で、大麦という麦を、野菜やお肉と煮込んだ、具だくさんの素朴なスープです。大麦によるとろみがやさしい口あたりです。

そして、2種類のサンドイッチですが、実はサンドイッチもイギリス生まれの料理です。またの機会に詳しくお話しますが、サンドイッチ伯爵というイギリス人が考え出したところから、「サンドイッチ」という名前がついたといわれています。

給食向けにアレンジしてありますが、今日の給食を食べて、日本から遠くはなれたイギリスという国を、少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです!

今日は、給食後に「今日の給食、おいしかった〜!!」「今日のフィッシュアンドチップス、おかわりしました!!」とたくさんの子がうれしい声を聞かせてくれました。(←調理員さんがサクッと上手に揚げてくれました!)
給食時間中に「スープにごはんが入ってる〜!!」と、新しいスープを目の前にして、少し不安な顔をしている子もいましたが、スープの食缶もほとんどのクラスが空っぽでした。

「食べ残しゼロチャレンジ週間」2日目でしたが、いつもより食べ残しが少なく、イギリス料理をおいしくいただけたようです。