うきたの給食 11.21
- 公開日
- 2016/11/21
- 更新日
- 2016/11/21
学校生活
今日の献立
* おせきはん
* さわらのさいきょうやき
* こんさいのごまあえ
* こうはくはんぺんのすましじる
* きっかみかん
* 牛乳
今週の11月24日は、宇喜田小学校の開校記念日です。おめでたいですね!宇喜田小学校は、今年で34年目を迎えます。
今日の給食はひと足早く、そんな開校記念日のお祝い献立です。お祝いの時に欠かせない料理や、食材をたくさん取り入れました。
「おせきはん」は、モチモチした食感のもち米に、小豆やささげという豆を茹でた汁を加えて、赤く蒸したごはんです。もともとは江戸時代に「疱瘡(ほうそう)」という病気が流行した時に、赤い色の物が好きな疱瘡の神様を喜ばせ、病気を追い払おうとして、お赤飯を食べたそうです。そしてそのおかげで疱瘡が治ると、病気が治ったお祝いとして、もう一度お赤飯を食べたそうです。これがお祝いの時に、お赤飯を食べる風習になったといわれています。
「さわらのさいきょうやき」は、漢字で魚偏に春と書く魚「さわら」を使いました。さわらは、成長とともに名前が変わる「出世魚」と呼ばれる魚です。また春は新しい門出を祝う機会が多いことから、お祝い事には欠かせない魚の1つです。今日は、甘みのある西京味噌という味噌を使ったたれに漬け込んで、焼きました。
「こんさいのごまあえ」は、根菜とは根っこを食べる野菜のことで、地に根をはる、という意味で縁起のよい食べ物とされています。ごぼう、にんじんを使いました。またれんこんも、穴が開いていて、先が見通せることから、縁起がよく、お祝い事によく使われます。
そしてすまし汁には、お祝いに合わせて、おめでたい紅白2色のはんぺんを浮かべました。
このように、たくさんの縁起のよい食材や料理が詰まった給食でした。
給食時間にクラスを回っていると「先生、今日はどうしてお赤飯なのー?」と聞いてくる子も多く、「今週の24日が宇喜田小学校の誕生日だから、少し早めのお祝いだよ」と伝えました。(実は明日は、JAさんから無償で小松菜が提供される「一斉小松菜給食」なので、3日前倒しでお祝い給食となりました。)
どの料理も残菜はとても少なく、みんなでおいしく楽しく、宇喜田小の34歳の記念日をお祝いできたようです。