うきたの給食 9.30
- 公開日
- 2016/09/30
- 更新日
- 2016/09/30
学校生活
今日の献立
* ふかがわめし
* あつやきたまご
* こまつなのいそべあえ
* とびうおのつみれじる
* きょほう
* 牛乳
早いもので今日で9月も終わり、明日から10月。そして明日10月1日は「都民の日」です。
そこで今日は、東京都で昔から食べられてきた郷土料理や、東京都でとれる食材をたくさん使った給食にしました。
東京都は、今から400年以上も前に徳川家康が幕府を開いたことで、繁栄が始まりました。政治・経済・文化などさまざまな分野において日本の中心である東京都は、地形的には日本列島のほぼ中央に位置し、さらに太平洋上にある伊豆諸島や小笠原諸島も含むので、小さい面積ながらバラエティに富んだ地形をしています。そんな東京の郷土の味には、やはり長きに渡って栄えた江戸時代の影響が色濃く残っています。
具体的には、相撲界で人気のある寄せ鍋「ちゃんこ鍋」や、江戸庶民に親しまれた「どじょう鍋」、もんじゃ焼きなどがあります。
では、今日の給食に取り入れた、東京都の味を紹介します!
まず「ふかがわめし」。あさりと油揚げ、ねぎを醤油で炊き込んだごはんです。江戸時代、あさりの漁が盛んだった隅田川にて、屋台で出されていたといいます。同じ材料を味噌で煮込み、丼に盛ったごはんにかけた料理は「ふかがわどん」とよび、漁師が忙しい漁の合間に食べていたそうです。
次に「とびうおのつみれじる」。とびうおは八丈島をはじめとする、伊豆・小笠原諸島などの暖かい海に生息し、大きな胸びれと腹びれを広げて海面上を飛ぶ、35cm程度の魚です。今日はそんな八丈島から届いたとびうおのミンチを、団子状に丸めて汁に落とし入れ「つみれ」にしました。
そして最後に「こまつなのいそべあえ」。私たちが住む江戸川区の特産品・小松菜も、立派な東京の味ですよね。クセのない味が特徴の小松菜、今日はのりとあえて「いそべあえ」にしました。
今日もどの料理も食べやすく、おいしく調理員さんが仕上げてくれたため、子供たちもよく食べてくれていました。
東京ならではの味、ずっと大切にしていきたいですね。