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学校日記

うきたの給食 7.13

公開日
2016/07/13
更新日
2016/07/13

学校生活

今日の献立
* てづくりパン(えだまめチーズ)
* マンハッタンふうクラムチャウダー
* ツナわかめサラダ
* バナナ
* 牛乳


今日の給食の「マンハッタンふうクラムチャウダー」は、あさりやはまぐりなどの二枚貝と、たっぷりの野菜を煮込んだ、具だくさんのおかずスープです。
クラムチャウダーはアメリカ生まれの料理で、地域によって牛乳や生クリームを使って煮る、白い「ニューイングランド風」と、トマト味で煮込む今日の「マンハッタン風」の2種類があります。
そんなどちらもクラムチャウダーにも欠かせない「あさり」は、大昔から日本人に親しまれてきた貝です。現在、その貝殻が出土した遺跡が「貝塚」として残っているほどです。
独特のムニッとした食感や、砂が残っていてガリッ、ザラッ、とすることがあるから、あさりはちょっと苦手…という子もいるかもしれませんが、給食ではあさりが使われていることがけっこうあります。それにはわけがあるんです!
あさりには、「鉄」という栄養素がたくさん含まれています。「鉄」は主にみなさんの体を流れている血液をつくるはたらきをします。
人間は息を吸って、空気から酸素を取り込みます。酸素がないと、人間はすぐに死んでしまいます。その大事な酸素を体全体に運んでくれるのが、血中の「鉄」です。
ですから、体の中の鉄が足りなくなると、体の中の酸素も不足して、息が苦しくなったり、めまいをおこすなど、貧血になってしまいます。
特に月経などで血液が少なくなり、貧血になりやすい女の子たちには、あさりはぜひともすすんで食べてもらいたい食材です。

写真は、給食室の大きな釜でクラムチャウダーを煮込んでいるところです。
6月から給食室内の気温はとても高く、特に釜の近くはものすごく暑いのですが、宇喜田小のみなさんの「おいしい!」の笑顔のため、調理員さんは日々頑張ってくれています。
苦手なものもできるだけ残さないように食べて、調理員さんに感謝の気持ちを表してほしいと思います。