うきたの給食 6.30
- 公開日
- 2016/06/30
- 更新日
- 2016/06/30
学校生活
今日の献立
* ごはん しそひじきふりかけ
* とうふのふわふわあげ
* わふうポテトサラダ
* えのきのうまみじる
* れいとうみかん
* 牛乳
今日の給食の「とうふのふわふわあげ」は、つぶした木綿豆腐にさまざまな具を混ぜ、小判型に丸めて、揚げたおかずです。ふんわり、もっちりとした食感は、タラのすり身とすりおろした長芋によるものです。
ところでみなさん、私たちの食卓に欠かせない、豆腐ってどこで誕生した食材だと思いますか?!
これは2000年以上も前の中国だといわれています。
そして日本には、奈良〜平安時代にかけて中国に渡った遣唐使により、豆腐の作り方が伝えられたそうです。鎌倉時代に入ると、禅宗が中国から伝わりますが、この禅宗、修行の1つとして、肉や魚を食べず、野菜や豆などだけで作る「精進料理」を食べます。
そのため、不足しがちなたんぱく質を補うために、豆腐がよく使われるようになるのでした。
そして豆腐が現在のように私たちの生活に欠かせない存在になるのは、江戸時代中頃のこと。江戸時代初期には、お触書で農民が豆腐をつくるのは禁じられていて、豆腐はお祭りや正月など、特別な日にだけ出されるぜいたく品でした。これが中頃になると、ようやく庶民の普段の食卓にものぼるようになり、豆腐の料理本まで登場するほど、なじみ深い食材になります。
長く人々に愛されてきた豆腐、私たちも後世に伝えていきたいですね。