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学校日記

うきたの給食 6.20

公開日
2016/06/20
更新日
2016/06/20

学校生活

今日の献立
* ごまごはん
* さばのみそに
* いとかんてんのサラダ
* とうがんじる
* オレンジ
* 牛乳


今日の給食の「とうがんじる」は、「とうがん」という野菜をいちょう切りにして、具として使った汁物です。
みなさん「とうがん」ってどんな野菜か知っていますか?
とうがんは、日本では平安時代から栽培されていたといわれる、きゅうりなどと同じウリ科の、実を食べる野菜です。
長さは30〜50センチにもなり、ラグビーボールのような形をしています。表面は緑色で硬いですが、皮の下の白くてやわらかい部分を食べます。
ところでみなさん、とうがんのおいしい時期「旬」はいつごろだかわかりますか?!
とうがんは、漢字だと「冬」の「瓜」と書きます。
と聞くと、当然冬においしい野菜、と思ってしまいますが、実はとうがんの旬はちょうど今ごろの6〜9月にかけての夏にあたります。日持ちがよく、丸ごと暗くて涼しいところにおいておくと、冬まで保存できることから「冬瓜」とよばれるようになったそうです。
そんなとうがんの栄養はというと…、ほとんど水分です。
全体の約95パーセントをしめるほど水分が豊富で、とってもみずみずしい野菜です。そのため、血液の流れが悪くなることで起こる、脚のむくみをとったり、体温を下げるなどのはたらきがあります。またお肌をツルツルにしたり、病気から体を守ってくれるビタミンCも豊富なので、暑くて夏バテしやすいこれからの時期に、とってもオススメの食材です。加熱すると、白い実がうすい緑色に透き通り、なめらかでとろりとした、独特の食感になります。見た目も食感もさわやかで、夏らしい野菜のとうがんに注目しつつ、今日の汁物を味わってもらえたらと思います。
そして「おいしい」と思ったら、ぜひおうちでも食べてみてくださいね!