遅れましたが、先月末に行ってまいりました、５年生のウインタースクールについてご報告いたします。

　子供たちは、ウインタースクールに向けて、様々な準備を重ねてきました。各係が、ウインタースクールの最中に滞りなく仕事ができるように、責任をもって仕事の準備をしました。具体的には、代表の言葉を考え、発表の練習を重ねたり、バスレクを考えたりといった準備です。皆、積極的な姿勢で、やる気をもって取り組んでいました。

　また、日々の生活の中で、「そのときすべきこと」を自分で考え、行動できるように心がけてきました。朝、学校に着いたら、先の活動を見越して準備することや、私たちに声をかけられる前に、自分たちで声をかけ合ってけじめをつけることなどを意識してきました。

　ウインタースクールへの期待と緊張感から、子供たちは真剣な態度で準備を重ねてきました。宿舎での、３泊４日の日々の中だけでなく、当日までの準備期間の中でも、子供たちはたくさんの実りある経験をすることができたと思います。

　ウインタースクールでの生活では、普段の学校生活ではないような友達との関わりをもつことができました。部屋の中で、班の中で、友達と協力しながら過ごす中で、友達の優しさに触れたり、普段は見ることのなかった友達の意外な一面を見たりしたことと思います。学校に戻ってきたときには、今まで以上に子供同士の一体感が感じられた気がします。

　５年生としての時間も残りわずかです。ウインタースクールで培った絆をもって、残りの日々も互いに助け合い、支え合いながら生活していけるよう支援していきたいと思います。