学校日記

3月8日 一緒に絵本を読もう

公開日
2021/03/08
更新日
2021/03/08

できごと

 特別支援教室では、語彙を増やしたり、状況を理解したりする手がかりとして、一緒に絵本を読む活動を行うことがあります。読む前に「誰が出てきたか」「大体どんなお話だったか」「どこが面白かったか」等、意識して読むよう声をかけ、読み終わった後に確認したり、感想を聞いたりしながら話し合っています。

 絵本によっては言葉に注目できるような本があります。「とぐ」という言葉の「お米を研ぐ」「包丁を研ぐ」、「きる」という言葉の「野菜を切る」「トランプを切る」のように意味がいくつもあることに気づくこともあります。

 また、読書が好きな児童と担当教員とで好きな本の紹介をしたり、感想を交流したりしています。お互いに本を読み合い、感想を伝え合うことで、自分の意見を話したり、分かりやすく伝える順序や表現を考えたりするトレーニングにつながっています。

(文責 特別支援教室 せき)