学校日記

4月18日 朝会

公開日
2017/04/20
更新日
2017/04/20

できごと

東風の吹く日に,こうもり傘につかまって,空からバンクス家にやってきました。何でしょうか?バンクス家で子どもたちの世話をすることになった彼女は、ちょっと風変わりです。誰でしょうか?彼女が語るお話は,子どもたちをふしぎな冒険の世界へと導きます。わかりましたか?「風にのってきたメアリーポピンズ」という本からです。
電灯、蓄音機、映画など、人類の役にたつ数多くの発明をした人は誰でしょう?好奇心旺盛な少年が、世界の発明王になるまでを描きます。わかりましたか?発明王エジソン。「エジソン (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)」という本からです。

今度の日曜日4月23日は、「子ども読書の日」です。今日は、読書の話をします。頭の脳を研究する脳科学では、読書をすると脳にいいことがたくさんあります。その中の三つを紹介します。
一番目の良いことは思い浮かべる力(想像力)がつくことです。本を読むということは、書いた内容を思い浮かべることです。例えば、宇宙旅行の本なら、宇宙を旅行していることを思い浮かべなら読みます。その思い浮かべることの繰り返しが、いろいろなことを詳しく思い浮かべる力・想像力をつけることになります。
二番目の良いことは言葉の力(語彙力)がつくことです。本には、さし絵がついています。文章とさし絵をつなげて考えるから言葉の意味がわかるようになります。本には、はじめて聞いた言葉でも、その言葉の前や後に関係する文章が書かれています。だから、本を読むことでその言葉の意味がわかるようになります。
三番目の良いことは思いやりの心が育つことです。本を読むと、登場人物の気持ちを考えるようになります。登場人物の気持ちを考える繰り返すことで、実際の生活でも、友達やまわりの人たちの気持ち感じるたり、考えたりできるようになります。人の気持ちが分かれば、思いやりの心は自分次第でもつことができます。
他にも、不思議に思う気持ち・好奇心や、わかりやすく伝える力・表現力なども育ちます。本を読むと、良いことばかりです。

最初に紹介したエジソンの伝記は、校長先生が小学校2年生のころに出会った本です。そこから本が大好きになりました。メアリーポピンズは、小学校4年生の時に、担任の先生が読み聞かせしてくれた本です。自分でも楽しくてもう一度読んでみたことが今でも心に残っています。だから今でも本は大好きです。今日、話した脳科学のことも、本を読んで分かったことです。前にも話した、不思議な深海魚の話も本で調べたことです。
 読書は、考える力や人として大切な心が育ちます。何か1冊、本を手に取って読んでみましょう。読み始めると、面白くなるものです。今日は、読書の話でした。読書は、いろいろな力や心が育つという話です。1冊読んでみましょうという話です。

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