学校日記

いつも笑顔の人になりましょう

公開日
2015/11/02
更新日
2015/11/02

できごと

 今日の校長先生のお話は「ポリアンナという子」の物語の紹介です。
 ポリアンナは幼い時に両親を亡くしました。お父さんとある約束をしていました。その約束とは、「つらくても自分から笑顔になること」。
 両親のいないポリアンナはおばさんと暮らすため、一人汽車に乗り、駅に着きました。ところが、おばさんは迎えに来ていませんでした。かわりに迎えに来たお手伝いさんに「おばさんが迎えに来ないことがうれしい。この後おばさんに会う楽しみが残っているから」と言いました。ポリアンナは人にいらいらせず、いつも笑顔でした。
 ポリアンナは汚い屋根裏部屋に住むことになりました。何もない部屋を見て、笑顔で「かえって片付けが簡単!」と言いました。ポリアンナはくじけないでいつも笑顔でした。そして、ポリアンナは絵一つさえないことに、笑顔で「絵なんて必要ない、外には素晴らしい景色があるから」と言いました。ポリアンナは、いつもいいところを見つけ、いつも笑顔でした。
 物語にはスノー夫人が登場します。スノー夫人は足の不自由なことから、いつもわがままを言って困らせます。そんなスノー夫人に「スノー夫人には自由に動かせる両手がありますよ。」笑顔で励まし、お手伝いをしていました。その後スノー夫人は、手先の器用さを生かして、仕事をするようになりました。ポリアンナは人にも優しく、いつも笑顔でした。
 大変な時でも、その中にいいことを見つける、そんな姿勢が大切です。
 今日は「いつも笑顔の人になりましょう」というお話でした。
 ところで、笑顔と言えば、あいさつの合言葉「笑顔であいさつ気持ち良く」です。あいさつも笑顔で気持ち良くやりましょう。