学校日記

11月25日 【確かな学力】 じゃんけんで目と手の協応力を高めよう

公開日
2024/11/26
更新日
2024/11/25

できごと

  • DSCN7954.JPG

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310058/blog_img/96186039?tm=20241123140544




















 「目と手の協応」と言われて、皆さんはどんなイメージをもちますか。「目と手の協応」とは、「目で捉えた形や位置の情報を体の動きと連動して動く力」と言われています。具体的には、以下の場面で使われています。



・定規を使って直線を引く。



・ハサミやのりなどをイメージ通りに操作する。



・音楽でリコーダーを吹く。



・図画工作科で、ものづくりをする。



 今日は、家で短い時間で目と手の協応力を高めることができる、「グー・チョキ・パー運動」を紹介します。この活動は、じゃんけんで使う「グー」「チョキ」「パー」を使って取り組む活動です。やり方を説明します。



①プリント1枚を用意します。



②左手と右手とも、グー・チョキ・パーのリズムを考えます。考えたリズムをプリントに書き込みます。



※このとき、○はグー、△はチョキ、□はパーとすると、プリントに書くことも大変ではなく、また、形だけを見れば何を出せばいいか判断することができます。



③プリントを見ながら、手をグー・チョキ・パーで動かします。



④自分の机上に置いたワークシートの上で、手を動かします。難しい場合、片手から始めるようにします。



⑤難易度を上げる場合、左右の手で違う課題にします。(図を参照)



30秒程度、下から上へ、上から下へ、を繰り返します。



 この活動では、グーとチョキとパーの位置を入れ替える、グーとパーでは、手のひらと手の甲どちらを上に向けるかを変更するなど、課題の情報を変化させることで、目と脳と手の連動力を向上させることができます。最初はかなり難しいと感じるかもしれませんが、できた時にかなり達成感をもつことができます。ぜひ試してみてください。




参考文献:いるかどり「読み書き・運動が楽しくなる! 見る見るトレーニング」






(文責 特別支援教室 よしかわ)