学校日記

研究授業!−4年編

公開日
2013/06/24
更新日
2013/06/24

校長室

  • 101796.jpg
  • 101797.jpg
  • 101798.jpg

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310048/blog_img/2599179?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310048/blog_img/2602682?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310048/blog_img/2604916?tm=20240305134736

今年度2回目の研究授業を、21日(金)5校時に行いました。

○4年1組:伊藤学級
○理科:単元名「電池のはたらき」
○目標:電気の働きについて興味・関心をもって追究する活動を通して、乾電池のつなぎ方や光電池に当てる光の強さと回路を流れる電流の大きさとを関係づける能力を育てると共に、それらについての理解を図り、電気の働きについての見方や考え方をもつことができるようにする。
  ・乾電池の数やつなぎ方を変えると、豆電球の明るさやモーターの回り方が変わること。
  ・光電池を使ってモーターを回すことなどができること。

電気の働きについて学ぶ時、乾電池は手軽に扱え、しかも危険性が低いことから実験等には利便性が高いという利点があります。そのため、本単元の導入時では、イタリアの物理学者ボルタが1800年に発明したボルタ電池(湿電池)を、ブラックボックス的手法による事象提示として用いました。
ボルタ電池は、乾電池と比べ電圧の高さや使い易さといった面では比べようもありませんが、電気を起こすことでは画期的な発明でした。そうした人類の発明の軌跡に触れさせることで子どもの興味関心を高め、単元を通しての学ぶ意欲付けとしました。
子どもに科学的な見方・考え方を養っていくには、教師自身の科学的知識・理解・実験技能は不可欠です。また、論理的な思考を育てていくには、教え込み型の理科の授業であってはいけません。

船堀小学校では、問題把握、予想(仮説)、実験、考察といった問題解決の学習の流れに子どもを立たせることで、子ども自身に結論を導き出させる理科の授業を展開しています。

【写真上】モーターカーを速く走らせるためには、どんな回路にすればいいのか?実験に向けて、回路を作成していきます。
【写真中】実験結果から、速く走らせることができた回路について考察を加えます。
【写真下】考察の段階で疑問が生じたら、即(3タイプの回路の)検証実験を行いました。