授業へGo!−22
- 公開日
- 2012/06/12
- 更新日
- 2012/06/12
校長室
6月8日(金)、4校時、
6年1組(大森真由美教諭)です。
教 科:国語
単元名:日本語のひびきを味わう
「春はあけぼの」
ねらい:情景をイメージしながら、気に入った季節を音読する。
小学校の国語では、3年から俳句や短歌を通して文語の持つリズムや良さ等に触れることができます。本単元では、本格的に歴史的仮名遣いで表わされた文章にふれることで、日本語の持つひびきを味わわせることをねらいとした単元です。この『枕草子』については、既に半分くらいの子どもが、作品名や作者名については知っているのですが、実際に読んだことのある子は皆無と言っていいかもしれません。
そんな中での本単元の学習、先ず子どもたちに、日本の自然の特徴をとらえさせ、自分の好きな季節をイメージさせます。その上で、『春はあけぼの』を音読させることで、清少納言の教養や感性、表現力に触れていきます。
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、
紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
夏は夜。月のころはさらなり。・・・
・・・古典作品の暗唱、子どもたちにも薦めたいですね!
【写真】日本の自然の特徴。「春 夏 秋 冬」 さて、どの季節が好きかな?
[お知らせ]「授業へGo!(1学期編)」シリーズは、この22回で終了となります。毎回ご覧いただき、心からお礼申し上げます。ありがとうございました!