授業へGo!−14
- 公開日
- 2012/06/02
- 更新日
- 2012/06/02
校長室
5月28日(月)、5校時、5年1組(川瀬 穣教諭)です。
教 科:国語
単元名:言いかえる力(論理的思考力)を身に付けよう
ねらい:抽象・具体の関係を整理する力を身に付け、文章の中で活用するための基礎を養う。
教師には、各教科において年間の指導計画を立案することが求められます。それは、学習指導要領に基づいたものであり、教科書の単元配置に準拠した上での指導計画となります。
しかし、時として、学級の実態、児童の実態に応じた(今、早急に身に付けさせなければならない力を育む)学習を計画する必要に迫られることがあるのです。
それが、今日の授業であり、1組の子どもたちに必要な「論理的な思考力」を育むための授業だったのです。
この論理的な思考力には、「3つのちから」
1.言いかえる力 2.比べる力 3.たどる力
が必要です。中でも、「言いかえる力」は最も重要であることから、今日の授業のねらいとしたのです。
自分で単元を設定し、指導計画を立案し、授業を展開していくこと。教師の醍醐味でもありますが、とても困難性の高いものでもあります。
私が教師に求める、『真の授業力』に一歩でも近づこうとする教師の意気込みが伝わってきた45分間でした!
【写真左】抽象化と具体化は表裏一体であることを、例文を基に説明します。
【写真右】各自で作った言いかえの文を、グループで検討し合います。