全校朝会での話…
- 公開日
- 2011/11/21
- 更新日
- 2011/11/21
校長室
7日(月)の全校朝会。子どもたちにこの言葉の意味について話しました。
『 言うは 流れる水に記すが如し。 聞くは 石に刻むが如し。』
時に子どもたちは、友達に対して辛辣な言葉を吐きます。子どもが、どうしてそんな言葉を知っているのかと不思議に思えるような言葉を、平気で友達に投げつけます。
言われた友達は、時には呆然と立ち尽くしたり、時には涙を流したりと、心に受けた衝撃の大きさが分かります。
言った子も 言われた子も ・・・その心を想うと、胸が痛みます。
軽い気持ちから言った言葉であればあるほど、言った者の心(記憶)からはすぐに消え去ってしまいます。
でも、言われた者にとっては、たとえ軽い気持ちから発せられたものであっても、消えることのない言葉としていつまでも心に刻まれたままになってしまいます。
しかも、心の傷として…。
『 言うは 流れる水に記すが如し。 聞くは 石に刻むが如し。』
この言葉は、今一度友達関係をふり返り、友達に話す言葉は大切にしてほしいと願ってのものでした。そして、
「 いっしょに 遊ぼう! 」
「 いっしょに やろう!! 」
「 いっしょに 帰ろう!!! 」
という言葉こそが、友達に笑顔をもたらすことができるものであるということを話して、全校朝会を終えました。