6月25日に高学年がソフトボール投げの記録を取りました。5年生は半径１ｍの円を上手に使って円のはじから助走を入れて投げていました。ボールの持ち方もソフトボールの縫い目にかけて、斜め45度に向けて投げていました。このようにすることでボールが地面にすぐに落ちずに遠くへ投げることができます。ボールの投げ方も利き腕でない方の腕を上手に使って体全体で投げていました。

　子供の体力・運動能力は20年以上にわたって低い水準で推移しています。特に「ボール投げ」は低い傾向にあります。投げる動きは基礎的な動きの一つでもありますが、日常生活で遠くまでボールを投げる機会が少ないため、投げる動きをスムーズに行うには経験が大きく影響します。

　低学年の頃から体育の時間や休み時間、放課後の遊びなどを通して投げる経験を積むことが今、必要になっていると考えます。今回の体力テストの結果をこれからの体育の学習や学校生活の中で生かしていきたいと思います。