開校70周年記念誌 こぼれ話 第7回「熟慮断行の石碑」
- 公開日
- 2023/03/20
- 更新日
- 2023/03/20
できごと
にしこ希望の丘を見守るように体育館脇に石碑があります。この石碑に記されている「熟慮断行」の書は本校の第7代校長の上山校長先生によるものです。石碑は今から50年前の昭和48年3月24日に開校20周年時の卒業生から寄贈されたものです。
上山校長先生は鉄筋校舎の工事・完成時の昭和45年度から昭和47年度まで在職されました。開校20周年記念誌に「鉄筋四階建ての威風や児童数一千百、学級数二十九の大規模校が立派なのではなく、教育内容の充実こそ評価の尺度であります」と記しています。児童数や学級数は変わっても50年前の志は今も変わりません。
「熟慮断行」とは、考えに考え抜いたうえで、思い切って行動にうつすことです。寄贈されてから50年間、西小松川小を見守ってくれた石碑が大切なことを私達に今も変わらず語ってくれています。