11月22日の３校時に避難訓練を実施しました。今回は水害対応訓練でした。水害に備えた対応ができるようになることがねらいです。巨大地震の後に津波警報が出たために避難するという想定をしました。晴れていたら屋上へ避難することを計画していましたが、前日の雨のために屋上の地面の状況が避難に適していなかったため、雨天時の想定で校舎の４階への避難としました。4階に教室がある3，5年生は自分の教室で避難し、1,2,4,6年生は4階の教室や廊下への避難としました。

　江戸川区では昭和22年9月のカスリーン台風、昭和24年8月のキティ台風により、浸水被害を受けました。最近では、令和元年東日本台風（台風19号）の際に、西小松川小学校でも避難者の受け入れを行いました。幸い、このときには浸水被害などはありませんでしたが、水害が予想される場合の対応は常に考えなくてはなりません。

　学校での避難訓練は学校にいるときだけでなく、児童が学校外の場所で災害があったときにどのように対応するとよいのかを判断する力も育てたいと考えます。東日本大震災のように津波が心配される地域で災害にあったときにどのように避難をすれば命を守ることができるのか、自分の置かれた状況から命を守る適切な判断ができるように様々な想定を避難訓練で行っていきたいと思います。