3年生書写 だるま筆を使って書初めの練習をしました!
- 公開日
- 2024/11/21
- 更新日
- 2024/11/21
できごと
11月21日に書写の学習でだるま筆を使って書初めの練習をしました。この日のねらいは、もちろん、「だるま筆で上手に書けるように練習しよう」です。だるま筆は今まで使っている太筆よりも穂も軸も太く、墨をたっぷり含ませることができるので、大きな字を書くことに優れます。先日、だるま筆を購入したばかりなので、まずは筆おろしから行いました。筆の穂がのりで固められているので、先の方から少しずつほぐしていきました。
穂の根元までほぐすことができたら、次は墨の含ませ方を学びました。通常使う硯の裏側は書初め用の硯になっています。硯の「海」の部分が「陸」よりも広くなっていて、通常の硯の逆になってます。「海」に墨液をいつもより多めに入れて、だるま筆に墨液を含ませます。そのままですと、穂先からポタポタ垂れてしまうので、「陸」の所にある縁で穂に含まれている余分な墨液を「海」に流します。このような習慣をつけていないと、半紙に書くときにポタポタ垂れてしまったり、必要以上に半紙に墨がついてしまったりすることにつながります。適切な量の墨を穂に含ませることを学びました。
次はだるま筆の穂先を使って直線を書いてみました。1の力で書くと細い線が書けます。2の力で書くと、少し太い線が書けます。3の力で書くと太い線が書けます。このように筆の軸を立てて、だるま筆に力を入れることで字の太さを調節できることを確認しました。
最後に、今年の3年生の書初めで書く「友だち」を練習しました。前回の学習で太筆で「友だち」を書いているものの、だるま筆で書くのは初めてです。しかし、どの児童も初めてだるま筆を使ったとは思えないほど、上手に「友だち」を書くことができていました。
1月に実施される書き初め大会に向けて、今から少しずつ本番に向けて練習を重ねていきたいと思います。