3年生総合 小松菜農家の方に3年生の花壇を耕していただきました!
- 公開日
- 2024/11/09
- 更新日
- 2024/11/09
できごと
11月8日の午後、小松菜農家の方に来校いただき、花壇の耕し方を実演していただきました。これまでも社会科見学でビニールハウスでの小松菜の栽培の仕方を教わったり、ゲストティーチャーとして来校いただき、小松菜の育て方について詳しくお話してくださったりしたので今回が3回目となります。
3年生の花壇はヒマワリやホウセンカなど、理科の学習で育てた花が咲き終わったので、その後は何も植えていなかったこともあり、土が固くなっていました。今回、鍬で耕していただきました。その隣で児童がスコップで耕しました。鍬で耕しているのを見ると軽々と行っているように見えるのですが、それをスコップで行おうとすると土が固くなっているため、同じようにはできません。昔から畑を耕す道具として鍬が用いられてきた理由が分かります。鍬を振り上げるとその先端にある鉄の重さで力を入れなくとも振り下ろすだけで地面に食い込み、引くことで土を耕すことが出来ます。スコップの場合、力を入れてスコップを土に差し込まなければなりません。1回や2回行うだけでなく、何回も何回も同じ動作を行うことを考えるとその効率の違いは明らかです。約30分ほどで花壇の土が見違えるかのように柔らかくなりました。土が柔らかくなると、空気も土の中にいきわたり、小松菜も根を広げて栄養を取りやすくなります。もちろん水分もいきわたります。小松菜などの葉物野菜はこのような環境の中、太く大きく育つのだと改めて思いました。肥料も土に混ぜて小松菜を育てる準備が整いました。
小松菜は「冬菜」とも言われます。立冬がすぎたこれからが旬になります。小松菜農家の方に教えていただき、学んだことを元にして小松菜を育てていきたいと思います。