10月30日の朝の時間を使って、音楽会で演奏する「聖者の行進」のオーディションを実施しました。今回は3回目のオーディションになります。鍵盤ハーモニカとグロッケンの演奏者を決めました。

　朝から雨が降っていました。オーディションに参加する児童はいつもの登校時刻より早く登校しました。教室に入ってすぐにオーディションの準備を行いました。オーディションの開始時刻になり、まずは鍵盤ハーモニカからオーディションが始まりました。前回までのオーディションと同様に一人一人演奏しました。次はグロッケンのオーディションを行いました。先生方の前でメトロノームの音のする中、これまで練習してきた成果を出さなければならないのです。大変緊張する状況ですが、これまで練習してきたことが自信につながったのだと思います。緊張感に打ち勝ち、どの児童も今までの練習の成果を出すことができました。

　今回のオーディションで学年の楽器分担が決まりました。これまでのオーディションで残念ながら希望の楽器にならなかった人も多くいます。でも、オーディションまでに練習を頑張ってきたことは決して無駄ではありません。練習をする中で、楽譜の見方やリズムの取り方、メトロノームに合わせて演奏すること、友達と力を合わせて練習してきたことなど、これから音楽を学んでいく上で貴重な経験となります。今回の経験は音楽会で新しく分担となった楽器の演奏に生かせるだけでなく、3学期以降の演奏や、4年生以上で出会う楽器、マーチングなど、これからの学習や行事できっと役立つことでしょう。金曜日から体育館練習も始まります。最高の音楽会になるようにみんなで力を合わせて取り組んでいきたいと思います。