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学校日記

3年生 社会科見学で、見て聞いて感じて考えて、たくさん学ぶことができました。

公開日
2024/10/15
更新日
2024/10/15

できごと

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 3年生は10月15日に社会科見学に行きました。訪問先は、王子マテリア江戸川工場、葛西臨海公園、小松菜農園です。王子マテリア江戸川工場では、古紙をリサイクルしています。1日430tの古紙をリサイクルしているそうです。見学では実際に古紙を大きな洗濯機のような機械で紙の繊維に戻している所や、ほぐした繊維を紙にしている所を見せていただきました。「捨てるとゴミ、回収すると資源」という工場の方の言葉が印象に残りました。私たちは限りある資源を有効活用する方法を考えなければならない、子供達にもその気持ちが伝わったのではないかと思います。また、工場では騒音がないように気を付けたり、紙の再生で使う水は江戸川からとって返すときはきれいにして返したり、古紙を回収して紙にするときに出てきたビニールなどは820度以上の熱で燃やして、その熱を活用したり、出てきた灰をアスファルトにしたりして、環境に配慮して製品を作っていることもお話してくださいました。

 昼食は葛西臨海公園に行きました。西小松川小学校からのバスの風景を見ていると、王子マテリア江戸川工場は篠崎にあり、ビニールハウスがあったり、青果店や靴屋さんが道の途中にあったりしました。王子マテリアから葛西臨海公園に行く途中は環七通りを通ったこともありましたが、大きなマンションや自動車の販売店など大きな商業施設がたくさん見られました。走っている車もトラックなどの運送関係の車が多く見られました。同じ江戸川区でも様子が異なることを実感できたのではないかと思います。葛西臨海公園では汐風の広場で食事をとりました。行きは駐車場からゆるやかな上り坂です。海に近づくにつれて標高が高くなっているのです。公園内の標示にも「葛西海岸堤防」とあります(4枚目の写真)。「海岸堤防」とは、高潮・津波による海水の侵入を防ぎ、波浪による越波を減少させるとともに、浸食による土砂の流出を防止する施設のことを言います。葛西臨海公園は江戸川区を水害から守ってくれているのです。この日はとてもよい天気でおいしいお弁当を食べながら海辺の風景も楽しみました。影がはっきり地面に映るので、国語科「ちいちゃんのかげおくり」で学習した「かげおくり」を試している児童もいました。来た時よりもきれいにしてから帰ろうとゴミ拾いを一生懸命に行っている児童もいました。

 昼食後は小松菜農園に行きました。小松菜農園では「小松菜の名前の由来」を紙芝居で教えていただいたり、土づくりから種まきの仕方を実際に見せていただいたり、使用する機械や道具、ビニールハウスの構造などにも触れていただいたりしました。教科書で学んではいるものの実際に目にしたり、動かしていただいたりして実感できたことは何事にも代えがたいことではないかと思います。その後、小松菜出荷前の作業なども見学させていただきました。西小松川小学校に小松菜を出荷してくださっている農家なので、小松菜のタネが「味が苦くないもの」を使っているというお話を聞き、大変うれしく思いました。

 学年全体で行動した1日でした。集合整列も素早くできるようになってきました。見学先での挨拶もとても気持ちのよいものでした。この日の経験をこれからの学習で生かしていってもらいたいと思います。保護者の皆様にはお弁当の用意やいつもより早い時間の支度などお世話になりました。ありがとうございました。