3年生 算数 かけ算を使って
- 公開日
- 2024/04/18
- 更新日
- 2024/04/18
できごと
3年生は算数でかけ算を学習しています。2年生で学んだ九九から発展させて、かけ算のきまり(交換法則:A×B=B×A、結合法則:(A×B)×C=A×(B×C)、分配法則:A×(B+C)=A×B+A×C)や0のかけ算、何十(何百)×1桁の学習を行います。この単元はこれから学ぶ「かけ算の筆算」の準備の意味合いもありますが、計算のきまりを理解し、使いこなすことができるようになることもねらいとしてあります。例えば、2桁×1桁の筆算は2桁を十の位の数と一の位の数に分けてそれぞれに1桁をかけます。つまり分配法則を使って計算をしているのです。本時の学習は、6×□=24の□に当てはまる数は何かを求めるものです。問題を書くと、すぐに答えが思い浮かぶ子がいます。どうやって考えたのか聞くと、6の段で24になる数を考えて4になったことを発表しました。次の問題は□×3=15でした。これもすぐに分かった子もいたのですが、何の段で求めたのでしょう。□の段?ではなく、交換法則を使って説明してくれた子がいました。「□×3=3×□と同じだから3の段で考えて15になる数を考えました。」というものです。3年生の算数の学習では、このように今まで学習してきたことを活用して新しいことを学びます。それがさらに次の学習の基礎となります。これからも日々の学習の積み重ねを大切にしていきたいと思います。