教科担任制と理科の学び
- 公開日
- 2025/10/24
- 更新日
- 2025/10/24
できごと
2025年10月24日(木)、本校では5年生の理科の研究授業を実施し、明海大学客員教授である釼持勉先生を講師としてお迎えしました。
釼持先生は、教科担任制の導入に積極的に取り組まれており、授業後には現代の教育の現状、未来、そして私たちが直面する課題について、深い洞察に満ちたご講話をいただきました。
特に印象的だったのは、教科担任制を小学校段階から導入することで、中学校進学時に生じやすい「中1ギャップ」の改善につながった事例をご紹介いただいたことです。
子ども達が複数の先生と関わる経験を通して、環境の変化に柔軟に対応できる力を育むことができるという見通しを持つことができました。
授業では、子ども達が「予想を見える化」し、その予想から得られた結果をどのようにまとめるかを考える活動を通して、自分の考えをしっかりと述べることの大切さを学びました。
思考の過程を言語化することで、学びが深まり、主体的な学習へとつながっていく様子が見られました。
釼持先生のお話と授業を通して、教職員一同、子どもたちの学びをより豊かにするためのヒントを多く得ることができました。
今後の教育活動に活かしてまいります。