10月12日（金）に行われた避難訓練で、3年生と5年生が起震車体験と煙ハウス体験をそれぞれ行いました。
　3年生は起震車という地震の揺れが再現できる車を用い、マグニチュード７の揺れを体験しました。体験中は体育座りをしていましたが、揺れが発生すると体が前後左右に振られ、座っていられないほどでした。子ども達からは、その激しさに驚きの声があちこちからあがっていました。
　また、5年生は視界の悪い煙ハウスの中を、出口を探して進む体験をしました。ハウスの中は想像以上に視界が悪く、1メートル先が見えないほどでした。今回は体験ということで煙は甘い香りで息苦しさもさほどありませんでしたが、それでも視界が悪いだけで出口を探すことがとても困難になることを、身をもって学びました。
　実際の地震や火事に巻き込まれないに越したことはありませんが、いつ何時そのような状況になるかは分かりません。緊急事態が発生したときに、落ち着いて行動するためにも、3年生と5年生の児童にとって有意義な体験になったと思います。