7/14 自分を受容してくれる学級集団
- 公開日
- 2022/07/14
- 更新日
- 2022/07/15
学校日記
記憶してくださっている方はほとんどいないかもしれませんが、私は令和3年度『学校だより』6号に「自己開示できる関係の価値」というタイトルで、巻頭言を書いています。たまたま本日の5校時、その内容と非常に重なる光景に、出会いました。
そのクラスでは、2学期始業式において言葉を述べる、学級代表を決めているところでした。候補者は3名、一人ずつ思いを述べています。
いずれの子も、不得手なことだったり、プラス感情がない事象を取り上げており、自分の弱さとも言える部分をさらけ出していました。言いにくさがあったかもしれません。
しかし、それを聞いているクラスメートの視線(空気感)が、とにかく温かいのです。そういうのって、自然とその場に居合わせた者に伝わってくるのですよ。発表が終わったあとの、周囲の笑顔や拍手が上っ面なものでないことを感じさせました。だから、3人も臆することなく、自己表出ができていたのだと感じます。わずか数分間の出来事でしたが、すてきな時間を共有できた思いです。