学校日記

5/6 スルーしない価値

公開日
2021/05/06
更新日
2021/05/06

学校日記

 昼休みが始まった校庭をウォッチングしていたときのこと。Topで出て来たのは6年生でした。

 たまたまグラウンドに落ちていた大きなビニル袋を見付けた子がどうするのか、私は存在に気付かれないよう見守っていました。(ここ大事!) 彼はそれを拾ったものの、どうしようかと考えているように見えました。近くにゴミ箱もないのですから。そのうち、おそらく職員室へ向かって歩き出した模様でした。私の存在を目にすると、確かな足取りでやって来て、きちんと状況を説明してくれたのでした。
「さすが6年生!」
語彙力に欠ける私の口からは、この言葉しかでませんでしたが、これが本心なのは確かです。誰の目にも触れず、たとえ片付けたところで認められずに終わったかもしれない本件だったとしても、陰ひなたなく望ましい行動を取ったトップリーダーを、誇りに思いました。