7/15 ?(はてな)を生かそう
- 公開日
- 2020/07/15
- 更新日
- 2020/07/15
学校日記
日常生活と密着したテーマのせいか、江戸川区内の交通について学習する3年生は、おおいにテンションが上がっている様子でした。今日はその中でも「鉄道」にスポットを当てた授業です。「都営新宿線」はすぐ名称がとび出していましたね。
本日、子供たちは現代の鉄道マップを目にしていました。しかし、50年前(昭和45年)の区内地図を開いてみると、現在とはかなり違う様子が一目瞭然です。一例として今現在、区内にいくつかある鉄道駅の中で、その当時からある駅はどこでしょう?
京成小岩、江戸川(以上 京成本線)、平井、小岩(以上 国鉄 総武本線)、葛西(営団 東西線)のわずか5駅しかなく、今の半分以下です。みんながよく利用する一之江駅は見つかりません。そもそも、都営新宿線やJR京葉線は路線自体が存在していないと分かります。
これで終わってしまってはもったいない。ここからが本題です。
「なぜ、駅がこんなに少なかったのかな?」
「鉄道が5路線に増えたのは、何かと関係があるのかもしれない」
疑問や知的好奇心が湧いてきたら、しめたもの。それが次の学習課題へとつながっていきます。予想を立てたり、他の資料を活用して調べたりしながら、課題解決していってほしいと 思います。その謎を追究していく過程に大きな意義があり、知識だけでない思考力が培われていきます。