学校日記

4/20 手前味噌ですが

公開日
2020/04/20
更新日
2020/04/20

学校日記

 気が滅入る報道ばかりの毎日です。当 学校日記でも、子供たちのいきいきとした様子をお届けできないのが残念です。しかし、本校には、NICEな先生方がスタンバイ! 最近のエピソードを2つばかり紹介しますね。

【その1】
 段ボール箱に入った大量の荷物を、台車まで用意して運ぼうとしていたときのこと。
「何かお手伝いしましょうか」
そこをたまたま通りかかったB先生が、サラッと口にしたセリフです。お断りこそしたものの、心がとってもあたたかくなりました。

【その2】
 「今すぐ○○公園へ駆けつけなきゃ! ところが、その場所が分からん!」
そんな事態が起こり、困っていました。そこへ救世主が!
「ご案内しますよ」
もう退勤時刻も近い頃なのに、快く名乗りをあげてくれたC先生でした。自転車に飛び乗り、連れ立って出陣と相成りました。更に帰り道、わざわざ遠回りをしてまで、地域ガイドをしてくれたのでした。ありがたや。

 この2事例に共通する価値深さは、依頼されていない場面における、自発的な親切心、思いやりです。(えっ、これらのことって、わざわざ取り上げるまでもない、出来て当たり前のことと思われますか!?)
 心にゆとりがないとき、目の前にあることをこなすのに必死なときなど、人は周囲にまで気を配る余裕を失いがちです。相変わらず学校はコロナのイレギュラー対応に次から次へと追われており、休校の日々も教職員は普段以上に業務の山です。多忙な中での出来事だっただけに、よけい印象に残ったのです。「Hospitality」という用語を実生活で具現化している教師陣だからこそ、きっと子供たちや保護者、地域の皆様に対しても、そういう一面がいかんなく発揮されているに違いないと確信しました。