静かな校庭
- 公開日
- 2011/09/13
- 更新日
- 2011/09/13
校長室より
静かな校庭は、生徒達の定期テストに臨む気迫を感じさせられます。
校庭の一角で百日紅の花が咲いています。真夏の酷暑に100日近く花を咲かせる百日紅、樹形、木肌と大変美しい樹木です。なめらかな木肌は、樹皮が定期的にはがれ落ちるためです。開花期は、同時に樹皮が剥がれ落ちるシーズンでもあります。材質が堅く、しっかりとしているため、耐久性が必要な部分に用いられます。線路の枕木や床柱に使われます。
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」
加賀千代女(かがのちよじょ)
「炎天の 地上花あり 百日紅」
高浜虚子(たかはまきょし)
開校当時の地域の方々や保護者、教職員が、この百日紅のように、酷暑の中にも悠然とそびえ美しい花を咲かせる逞しさに、生徒達の成長を願ったのではと感じさせられています。節目節目のチャレンジを逞しく乗り越え、大きく成長してほしいと願っています。