林間学校を成功裏に終わることができ、ようやく1学期を締めることができた気持ちでいます。ようやく、トップ画面を変えることができました。終業式で校歌を歌った場面にしました。式を始める前には、かならず校歌練習を行います。今回は、1回の練習で指揮をするK君が笑顔でOKを出しました。私が赴任をして初めての出来事です。

　本校は江戸川区の『教育課題実践推進校』です。生徒の皆さんの「自尊感情と自己肯定感を高める」教育をします。その方法として、生徒会の皆さんに頑張ってもらっています。生徒の皆さんから出てきた「より良い西中をつくりたい。いい西中で生活したい」という意見を具体的に実現していく生徒会です。この一連の活動をとおして、西葛西中という学校は、自分たち生徒の集まりそのもの自体が『西中』であり、それを実現するのも西中の生徒である『自分』という自覚と責任を持ってもらいたいとおもいます。これら一連の生徒の活動をとおして、周りから認めてもらいたいとする「自尊の欲求」やあたたかく迎えてくれる集団や個人を求める「所属の欲求」が高まり、本校が長年課題にしていた生徒の「自己肯定感」の育成につながることを仮定しています。

　生徒の皆さんの意見をまとめて、生徒会は「あいさつをもっと活発にしよう」という取り組みを行っています。西中の生徒は素晴らしくあいさつをします。さらにもっとしようという取り組みです。この取り組みの表れが、校歌の素晴らしい歌声となって現れたのです。