1年理科 凸レンズのつくる像を調べる実験
- 公開日
- 2011/06/28
- 更新日
- 2011/06/28
できごと
1年生の理科の授業では、凸レンズのつくる像を調べる実験を行っています。凸レンズ(虫めがね)を使うと、小さな文字が拡大して見えますよね。この像はどんなときに見えるのか。また、カメラにも凸レンズが使われています。教室で凸レンズを窓側に向け、レンズの反対側に白い紙を置くと、窓の外の風景が白い紙に逆さまにうつります。この逆さまにうつる像のでき方について、今回の実験で調べます。
光学台という装置を用いて実験をしています。下の写真は、凸レンズ越しに光源である電球をのぞいたときの様子です。Aは電球の向きが逆さまに見えますね。これは、凸レンズの焦点の外側に電球がある時に見える実像と呼ばれるものです。Bは電球が逆さまではなく、拡大して見えます。これは、凸レンズの焦点の内側に電球がある時に見られる虚像です。拡大鏡として凸レンズを使う時にはこの虚像を私たちの目で見ていることになります。ぜひ、凸レンズを使って近くの物体、遠く風景といろいろのぞいてみてください。凸レンズの不思議な性質に気が付くと思います。ただし、凸レンズを通して、太陽などの強い光源を見るのは絶対にしないでください。