2年理科静電気の実験
- 公開日
- 2013/01/28
- 更新日
- 2013/01/28
できごと
ちょうど今の時期、日々の生活の中で厄介なことの一つに静電気がありますよね。セーターを脱いだ時やドアのノブを触ろうとした時に、あの「ビリッ」と感じる現象です。2年の理科の授業では、今静電気の学習を進めています。
荷物のビニール紐を10センチメートル程に切り、一端を結び割いたものをティッシュペーパーで擦り静電気を起こします。また、塩ビのパイプを同様にティッシュペーパーで擦ります。そこに先程のビニール紐をパイプの前に放り投げると、一枚目の写真の様にビニール紐がクラゲの様に空中を漂います。塩ビパイプの代わりにバルーンアート用の細長風船でも同様にビニール紐は空中を浮かび上がります。これは、塩ビパイプとビニール紐をティッシュペーパーで擦ったことによりマイナスの電気が溜まったためにお互いが反発しあい起きた現象でした。
また、よく擦った塩ビパイプに短い蛍光管を近づけると蛍光管は一瞬光ります。(写真は上手く撮れなかったのでありません。)
下の写真は、「ビリッ」とくる静電気の現象を確かめる実験です。プラスチックコップの外側にアルミホイルを巻いたものを2個作り重ねます。間にアルミ箔の旗を挟み、ティッシュペーパーで擦った塩ビパイプを20回ほど近づけコップに静電気を溜めます。写真の様に一人がコップを持ち、何人かで手を繋ぎ、輪の最後の人がアルミ箔の旗に触ります。すると、一瞬にしてコップの中の静電気が手を繋いだ全員のからだに通り、大きな悲鳴が響きました。この時間は、生徒たちが童心に帰り楽しみながら授業に取り組んでいました。