1年理科 音の速さを調べる実験
- 公開日
- 2011/04/28
- 更新日
- 2011/04/28
できごと
今1年生では音の性質について学習をしています。今回は、校庭に出て音の速さを調べる実験を行いました。手前にいる生徒が太鼓をたたきます。太鼓から10m間隔で白旗を持った生徒が立っています。太鼓の音が聞こえたら、旗を上げていきます。
すると… 白旗が手前側の生徒から順番に上がっていくのがわかりました。遠い位置にいる生徒は、音が遅れて聞こえることに気がつきます。
そして、太鼓から150m離れた所にストップウオッチを持った生徒がいます。この生徒は、太鼓をたたいたら時計をスタートさせ、その音が聞こえたら時計を止めます。今回何回か行った平均値は、0.458秒でした。
と、いうことは… 今回の実験で、150mの距離を0.458秒かかるので、150m÷0.458秒=327.5m/秒と実験値で求まりました。理論値では、気温15度で340.31m/秒の速さです。今回の実験値に近い値になりました。
***花火や雷が見えてから、少し遅れて音が聞こえてくる現象を経験したことありますよね。(ちなみに、光は1秒間に30万kmの速さで伝わります。30万kmは地球を7周半する距離です。光はほぼ一瞬で届きます。)***
西中の広い校庭を活用し、音の速さを身をもって体感できる実験でした。