学校日記

避難訓練講評「自分の命を自分で守るための避難訓練」(9/12)

公開日
2018/09/12
更新日
2018/09/12

できごと

 今、生徒全員が無事に避難できたことを確認しました。
適切に避難することができました。全教室のカーテンは束ねられ、窓もすべてしまっていました。また、避難の途中でけが人が生じることもありませんでした。
今後の避難訓練も今日のように適切に行っていきましょう。

 さて、今日の避難訓練を終えて、自分自身を振り返ってほしいことがあります。それは、「ああ、避難訓練か」とか「また、避難訓練か」と心の中で思ったりしなかったでしょうか。年間10回もある避難訓練だから、そう思う人もいたかもしれません。
 避難訓練とは、自分の命を自分自身で守る訓練です。あらゆる生命の危機を想定して、どうしたら生き抜くことができるかを身に付ける訓練です。災害はいつ起きるかわかりません。学校で行う避難訓練は、学校にいる時に発災したら、という想定にすぎません。学校以外の場所で発災したら、自分で自分の命を守らなければならないのです。
 ですから、毎回の避難訓練をしっかりと行い、災害時に自分の命を自分で守る心構えと態度をしっかり身に付けてください。

 学校での避難訓練の注意事項の一つに「おしゃべりをしない」がありますが、なぜでしょうか。学校では全力で皆さんの命を守るための避難行動をとります。今日のように近隣火災が発生した時には、火炎や煙から少しでも遠い避難経路を選びます。それは学校としての判断で、皆さんには放送や担任の先生からの指示として伝わります。おしゃべりをしている時、人は聞くことに気持ちが向いていません。皆さんの命を守るための放送等に気持ちを集中するためにも、おしゃべりをしてはいけないのです。今後の避難訓練の時に思い出してください。

 先週、北海道で大きな地震がありました。昨日の段階で、北海道全体の9割の学校が再開したそうです。しかし、学校給食の再開はこれからのところが多く、大都市である札幌市と函館市の学校給食が、ようやく今日再開されるようです。
 ところで、葛西中の今日の給食の献立変更については、昨日連絡したとおりです。ジャーマンポテトを作るための北海道産のジャガイモ等が、地震の影響で入荷されないためです。今日はマカロニサラダに変更になります。この後の給食の時間には、マカロニサラダを食べることを通して、北海道の地震の被害や北海道の中学生や人々がどんなにか不便な生活をしているのか、思いを巡らしてほしいと思います。

《NHKのニュースから》
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180911/k10011624571000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001