学校日記

朝礼の話「地道に取り組んだ活動を大切に」(9/10)

公開日
2018/09/10
更新日
2018/09/10

できごと

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 先週は生徒会役員選挙が行われました。年度の前後期の入れ替えを象徴する行事の一つです。同様に、各学級では生徒会専門委員や教科係等の交代が行われているようです。

 4月の朝礼では「役割を果たすことの意味」についてお話ししました。
 概略をお話しすると、委員会や係の仕事、清掃や給食、日直などの当番活動それぞれには意味があるということでした。それぞれには役割が明確に決まっていて、あってもなくてもよいというものは一つもなく、きちんとその役割の責任を果たさなければ、学校生活が乱れてしまうという話でした。4月にそれらがスタートした時点では、生徒の皆さん一人一人がその役割や責任について考え、活動をスタートしたことと思います。

 さて、校長先生も皆さんの活動を日ごろ見ていて、様々な活動がていねいに行われていると感じています。一例では、全校朝礼の整列も学級委員の皆さんが教室から体育館まで列を乱すことなく先導し、体育館の整列まで行っています。全校生徒の皆さんも学級委員さんに従って秩序正しく行動できています。たいへん素晴らしいことだと思います。
 また、今お話ししているこの演台やマイクなどは、皆さんは気づいていないかもしれませんが、広報委員会の皆さんが朝礼の前に毎回準備してくれています。学級委員の例は皆さんが気づきやすい活動であり、広報委員の例は気づきにくい活動です。

 皆さんがこれまで取り組んだ活動は様々で、先生からほめていただいたり、友達に気づいてくれたりした取り組みもあったことでしょう。しかし、そもそも活動は人にほめてもらうためにあるのではなく、役割の責任を果たすことに意味があるのです。例えば、清掃当番活動で床を大雑把に掃くのではなく、誰も見ていなくても教室の隅々までていねいにほうきがけをしている自分に誇りをもつことこそが大事なのです。日々の地道な活動に責任をもって取り組んだことが尊く、自分自身でそれを自覚できれば大きな成果や皆さん自身の成長を実感できることと思います。今週は、皆さんが今年度の前半の活動を振り返り、地道に取り組んできた自分を大事にしてほしいと思います。

★朝礼のあとに、給食委員長の富田若佳さんから、給食残量ゼロを目指す「もったいない運動」の呼びかけがありました。