うきたの給食 10.31 *ハロウィン給食
- 公開日
- 2023/11/01
- 更新日
- 2023/11/01
学校生活
今日の献立
* ドライカレーライス
* ハロウィンサラダ
* かぼちゃプリン
* 牛乳
今日10月31日は、日本でもここ数年でかなりなじみ深いお祭りとなった「ハロウィン」です。給食でも、そんなハロウィンにちなんだデザートとサラダを出しました。
ハロウィンは、一言でいうと日本での「お盆」のようなものです。お盆は、地獄の釜のふたが開き、亡くなった人の魂がこの世に戻ってくる日ですが、ハロウィンも基本的にこれと同じ考えで、秋に行うお祭りです。
日本のお盆は、迎え火をたいて、死者の魂に帰る場所を教えますが、ハロウィンは死者の魂だけでなく、魔物もこの世にやってきます。その魔物たちに魂をとられぬよう、人間も魔物などの格好をするようになりました。これがハロウィンに仮装をする由来だそうです。
そしてハロウィンというと、かぼちゃのオバケがシンボルになっていますが、このオバケは「ジャックオゥランタン」といって、ジャックの灯りという意味です。生前、ケチで乱暴者だったためにあの世にも行けない、ジャックという老人の霊がこの灯りを持ち、この世とあの世をウロウロしているという寓話があり、この灯りがいつしか死者の魂のシンボルとなったのです。
今日は、かぼちゃをたっぷり使った「かぼちゃプリン」、それからコウモリ、オバケ、黒猫、かぼちゃ、ガイコツの形に抜いたにんじんと大根が入ったサラダで「ハロウィン給食」でした!
子供たちはみな、さまざまな形のにんじんや大根、プリンに「わーっ!おばけだ!」「プリンかわいい〜!写真撮りたい!」と歓声を上げていました。
特にかぼちゃプリンに関しては、毎年楽しみにしてくれている子がたくさんいるので、今年もデザートはかぼちゃプリンにしました。
今年はホイップクリームとチョコチップでおばけを作り、見た目もかわいらしく仕上げました。
そして、プリンはかぼちゃを大量に使っているので、プリン液を容器に注いでしばらくすると、かぼちゃの成分が沈殿してしまいます。そのため、プリン液を注いだらすぐにスチームコンベクションで蒸せるように、調理員さんが調理工程を考えてくれました。
また今年は、SDGsの観点から、プリンカップの使用をやめ、バットにプリン液を流して蒸し、1人1個ずつカットする形をとってもらいました。
給食でできるベストなプリンが出来上がったと思います!!
そのため、ここ数年の中で一番「今日のプリン、おいしかったです!!」という感想を多く聞けたように感じます(個人的にも今までで最高においしかったです!)。調理員さんの努力のおかげで、ベストなかぼちゃプリンを提供することができました。
朝早くから、かぼちゃプリン、野菜の型抜き…とフル回転で作業をしていただいた、調理員さんに感謝感謝の1日でした!