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学校日記

うきたの給食 9.15 *郷土料理〜愛媛県〜

公開日
2023/09/19
更新日
2023/09/19

学校生活

今日の献立
* たいめし
* とうふのまさごあげ
* もやしとコーンのおひたし
* せっかじる
* 牛乳




今日の給食は、愛媛県の郷土料理やふるさとの味として「たいめし」「せっかじる」を取り入れました。



愛媛県は、瀬戸内海と宇和海に面する、四国地方の北西部に位置する県で、海と山両方の美しい自然に囲まれ、年間を通して温暖で雨の少ないおだやかな気候に恵まれています。

そんな恵まれた風土から、山間部では生産量全国第2位を誇るみかんをはじめとする柑橘類や、全国第1位のキウイフルーツなど果物の生産が盛んです。


また愛媛県の漁獲量は国内でも上位を占め、漁業の中でも特にマダイやハマチなどの養殖業が盛んで、養殖マダイの生産量は日本一!それが愛媛県の「ふるさとの味」の1つである鯛めしにも活かされています。
愛媛県では2種類の鯛めしがあり、鯛を1尾ごと炊き込むもののほか、宇和島地方では新鮮な鯛の刺身を醤油やみりん、卵、ごま、だし汁で調味したタレと混ぜ合わせ、そのタレごと熱いごはんにかけていただく、独特の食べ方をするそうです。


今日はなんと、5年生の社会科の授業の一環で、愛媛県愛南町の漁協の方が来てくださり、実物の鯛やかつおなどを用いた授業が行われました。
そこで、給食でも愛南町の鯛を使わせていただき、鯛のアラなどからとったおいしいスープでご飯を炊いて、炊き込み式の「鯛めし」を作りました。


そして、汁物の「石花汁(せっかじる)」は、昔、石材業が盛んだった、愛媛県今治市に伝わる料理です。こんにゃくや貝、野菜、油揚げなどたくさんの材料を使い、熱く熱した石を入れるのが特徴です。
熱い石を入れるのは、寒い冬の凍えるような石切り場で、少しでも体をあたためられるようにだそうです。また、この石を入れた時に、一気に湯気が上がり、ぶくぶくと沸き上がる様子が、まるで花が咲いた見えることから、「石花汁」の名前が付いたといわれています。



今日の給食で、愛媛県のふるさとの味に親しんでもらえればうれしいです!