うきたの給食 6.27
- 公開日
- 2023/06/28
- 更新日
- 2023/06/28
学校生活
今日の献立
* てんしんはん
* ラーパーツァイ(白菜の甘酢漬け)
* ちゅうかふうきのこスープ
* あんにんどうふ
* 牛乳
今日の給食の「てんしんはん」は、1年生からリクエストをもらい、給食で挑戦してみました!カニかまぼこ入りのたまご焼きに甘酸っぱいあんをかけ、ご飯と一緒にいただきます。
もともと溶き卵にカニのほぐし身を混ぜてふんわり焼き、とろりとあんをかけたカニ玉(中国語で「芙蓉蟹(フーヨーハイ)」という広東料理)を、ご飯や麺にのせていただく料理を「天津飯」「天津麺」といいますが、実はこれらは日本で生まれた中華料理です。
時は明治時代、東京の中華料理屋さんにて、せっかちな江戸っ子のお客さんが、「時間がないからカニ玉をご飯にかけてくれ!」と頼んだことから生まれたそうです。
そして中華丼もまた、同じ理由で生まれた、八宝菜をご飯にかけた日本生まれの中華料理です。
このほか、中華料理の定番、エビのチリソースも実は日本生まれ。日本でも有名なある中華料理人が四川料理の「干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」を日本人の口に合うように、砂糖やケチャップを加えて甘めにアレンジしたものだそうです。
本来の干焼蝦仁は、豆板醤がきいた辛いソースでエビを炒めたもので、エビチリも日本オリジナルの中華料理、というわけなんです。
日本に伝わり、新たな進化をとげた中国料理は意外と多いことがわかりますね。
たまご焼きが想定していたより、厚めに仕上がってしまい、ご飯の上にのせて一緒にいただくには少しボリュームがありましたが、味はカニや野菜の甘みでとってもおいしくいただけました。
リクエストをくれた1年生が喜んでくれていたらうれしいです!