うきたの給食 6.14
- 公開日
- 2021/06/14
- 更新日
- 2021/06/14
学校生活
今日の献立
* きぬがさどんぶり
* こまつなのおひたし
* ごじる
* こなつ(←納品の都合上、河内晩柑から変更になっています)
* 牛乳
今日の給食の「きぬがさどんぶり」は、京都府で古くから食べられている「郷土料理」です。おだしで甘めに煮た、油揚げとねぎを卵でとじ、ごはんにのせた丼です。
「きぬがさどんぶり」という名前は、みなさんもよく知っている、京都の「金閣寺」というお寺の近くにある「衣笠山」という小さな山に、油揚げとねぎを卵でとじた様子が、雪景色の衣笠山に似ていることから、この名前がついたそうです。
今日は、子供たちが食べやすいように使っていませんが、本当は「山椒」をふって食べるのが京都流、だそうですよ。
給食では時間的に、家庭で作るように、小さなお鍋で1〜2人分ずつ卵でとじることはできず、釜で何十人分を一気に卵でとじるので、かなりの工夫とコツが必要です。
また給食では、卵の中心温度が85度1分以上保たれるように、しっかりと加熱する必要があり、「ふわっ」と仕上げたいものの、「トロッ」と仕上げることはできません。そのため、卵と具を入れるタイミングや、火加減も熟慮しています。
卵がボロボロしておらず、ふんわり、しっとりまとまっているのが理想ですが、毎回、なかなか完璧にはいかず、難しさを感じています。
そんな中で、今日はかなりいい感じの卵とじに仕上がりました!
油揚げがおだしをよく吸って、じゅわっとおいしい丼です。おうちでもぜひ試してみてください。