うきたの給食 6.11 *入梅行事食
- 公開日
- 2021/06/11
- 更新日
- 2021/06/11
学校生活
今日の献立
* うめじゃこごはん
* いわしのフライ
* キャベツのかおりづけ
* かみなりじる
* メロン
* 牛乳
今日6月11日は、暦上「入梅(にゅうばい)」という、梅雨の季節に入る目安となる日でした。
今年、東京ではまだ梅雨入りを迎えていませんが、昔はこの「入梅」という日を梅雨が始まる日として、農作業の参考にしていたそうです。
梅雨は、漢字で「梅」の「雨」と書きますが、これはちょうど梅の実が熟するころにふる雨だから、といわれています。
今日の給食は、そんな「入梅」の行事食です。
ごはんには、カリカリの梅干しを混ぜ込みました。上述のように、この季節にとれる梅を使ったごはんです。
また、主菜は「いわしのフライ」です。関東地方では、入梅の頃にとれるいわしが、1年の中で一番脂がのっていておいしい…といわれ、「入梅いわし」と呼ばれ、親しまれています。
給食では、みなさんが食べやすいようにフライにして、ソースでいただきました。
汁物は「かみなりじる」です。
なぜ「かみなりじる」という名前なのかというと、具として入っているお豆腐にヒミツがあります。今日のお豆腐、形が崩れているのですが、これは豆腐を油で炒めているため。この炒める時の音が雷のように聞こえるので、この汁物を「かみなり汁」と呼ぶようになったんだそうです。
今日は梅干しの好き嫌いが大きく分かれたようで、残念ながらごはんの残菜は少なくありませんでした… しその風味もよく、さわやかな味が好きな子はおかわりをたくさんしてくれていました。
いわしは脂がのっていて、好評でした!シンプルにソースでいただくのも、いわしの味がよく分かってよかったです。
梅雨のじめじめした季節も、できるだけ給食を残さず食べて、元気にすごしてもらいたいと思います!