うきたの給食 5.27 *ロシア料理
- 公開日
- 2021/05/28
- 更新日
- 2021/05/28
学校生活
今日の献立
* ピロシキ
* ボルシチ
* サラートイスカプースティ[キャベツのサラダ]
* オレンジ
* 牛乳
今日の給食は、ロシアでよく食べられている料理や食材を取り入れた「ロシア料理給食」です。ロシア(ソ連)では、1980年に第22回オリンピック(モスクワ大会)が開催されています。今日はそんなロシアについて、みなさんに知ってもらえればと思い、ロシアの料理を給食に取り入れました。
まず「ピロシキ」は、パン生地やパイ皮などに、ひき肉・玉ねぎ・春雨・きのこなどを炒めた具を包み、油で揚げたり、オーブンで焼いたりしたものです。私たちには、具入りの揚げたタイプがおなじみですが、実際ロシアでは、焼きピロシキのほうをよく食べるそうです。
給食では、朝から中の具を作り、手づくりしたパン生地をのばし、1つ1つ具を包み、油で揚げました。表面カリッ、中はふんわりととってもおいしく仕上がりました!
「ボルシチ」は、「シチ」とはロシア語でスープのことで、世界三大スープの1つともいわれています。肉と野菜を長時間煮込んで、仕上げにサワークリームをかけていただきます。赤い色はトマトと「ビート」という赤くて甘みの強い大根から出た色です。ビートは日本ではあまりなじみがないですが、ロシアでは欠かせない野菜です。給食でも八百屋さんから、生ビートをとって、本格的な味を目指しました。
最後に「サラートイスカプースティ」。ロシア語で「サラート」はサラダ、「イス」は〜の、「カプースティ」はキャベツのことです。ロシアの家庭で、日常的に食べられているサラダです。
給食で世界の味を体験したみなさん…「パン(ピロシキ)がおいしかった!」「今日の給食また作ってください!」など、うれしい感想をたくさん聞くことができました。全校的な残菜も少なく、今日のロシア料理給食はみなさんから花丸をもらうことができたようです。
給食向けにアレンジしてありますが、今日の給食を食べて、日本から遠くはなれたロシアという国を、少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです。