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学校日記

うきたの給食 5.6 *こどもの日行事食

公開日
2021/05/06
更新日
2021/05/06

学校生活

今日の献立
* ちゅうかふうたきおこわ
* やきししゃも
* ニラたまスープ
* くさだんごポンチ
* 牛乳




連休明けの今日の給食は、ひと足遅くなりましたが、5月5日「こどもの日」の行事食です。「ちゅうかふうたきおこわ」と「くさだんごポンチ」をつくりました。


こどもの日の行事食というと、今では「かしわもち」が有名ですが、「ちまき」はそれ以上に古くから食べられている行事食です。「ちまき」は、もち米などの材料を竹の皮で三角形に包み、蒸した料理ですが、今日は竹の皮では包んでいない、ちまき「風」のごはんです。
また、くさだんごポンチは、「よもぎ」の葉を白玉粉に練り混ぜ、丸めて作ったおだんごが入っています。



こどもの日とは、子供の人格を大切にし、子供の幸せを願うとともに、親に感謝する日で、昔は男の子が強くたくましく成長し、立派にひとり立ちして出世することを願う、「端午の節句(たんごのせっく)」という行事でした。
この端午の節句は、もともと中国ではじまった、健康を祈る日でした。これが日本に伝わり、もともと日本にあった習慣と一緒になりました。しょうぶやよもぎの葉は、薬に使われ、悪いものをよせつけない力があると信じられていました。そこで、しょうぶやよもぎの葉を入り口につるしたり、お風呂に浮かべたりしたそうです。


端午の節句が日本に伝わった時、一緒に「ちまき」も伝わったといわれています。ちまきは、中国の「5月5日にちまきを作って神様にお供えし、災いを避けた」という言い伝えがもとになっています。
また「柏餅」は中国ではなく、江戸時代に日本で始まったものです。柏の木は、新しい芽が出ないと古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の縁起のいい食べ物として、端午の節句に食べるようになったそうです。


香りが強いため邪気を払うとされ、端午の節句に使われていた「よもぎ」入りの白玉団子は、もちっとした食感とともによもぎの風味がしっかりと感じられ、とてもおいしくいただけました!



大型連休明けの給食は、残菜が多くなりがちですが、意外とどのクラスもよく食べてくれていました。給食もしっかり食べて、みなさんが心身ともに健やかに成長してくれるのを願っています。